獣医師紹介

獣医学研究者・獣医師の紹介

佐々木　一益　獣医師　博士（医学）

秋田県立循環器・脳脊髄センター　
研究所脳血管研究センター
麻酔学研究部
主任研究員

researchmap https://researchmap.jp/kazumasu
ORCiD https://orcid.org/0000-0003-3895-9973
Loop https://loop.frontiersin.org/people/530732/overview
ResearchGate https://www.researchgate.net/profile/Kazumasu-Sasaki/research

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
秋田脳研（現秋田県立循環器・脳脊髄センター）の講堂に向かう廊下には、脳神経外科医である伊藤善太郎先生の手術画が展示されています。1968年に開所された秋田脳研は、上山博康先生をはじめ、脳神経外科手術の名手が卓越した技で脳血管障害に苦しむ人々を救命してきた診療ならびに研究機関です。廊下の写真は、Ishikawa. 2025 Jpn J Neurosurgより引用。

獣医学研究者としての職務
2025年4月‐継続中　　　主任研究員　秋田県立循環器・脳脊髄センター　研究所脳血管研究センター
　　　　　　　　　　　　　　　　　　麻酔学研究部
2022年9月-継続中　　　客員研究員　国立研究開発法人国立循環器病研究センター研究所（兼務）
2021年4月-2025年3月　主任研究員　秋田県立循環器・脳脊髄センター研究所脳血管研究センター
2019年4月-継続中　　　協力研究員　公益財団法人東京都医学総合研究所（兼務）
2015年4月-2021年3月　客員研究員　秋田県立脳血管研究センター
2015年4月-2021年3月　助教　　　　東北大学加齢医学研究所
2011年4月‐継続中　　　研究員　　　袋原どうぶつクリニック・仙台動物医科学研究所（兼務）

その他の兼務
●国際学術誌編集者
2023年4月‐継続中　　　　　 BMC Veterinary Research Editorial board - BMC
2023年2月‐継続中　　　　　　 https://journals.plos.org/plosone/
2021年6月‐継続中　　　　　Frontiers in Veterinary Science Editorial board - Frontiers

●AAALAC International
2021年7月‐継続中　　　　　　 AAALAC International Council Member Council - AAALAC
2018年11月‐2021年6月　　　AAALAC International ad hoc Specialist

●ウェスト動物病院　獣医師の為の勉強会リンゲルゼミ
2025年1月‐継続中　　　　　　講師 https://ringerseminar.com/

臨床獣医師（伴侶動物診療分野）としての職務
●岩手大学農学部附属動物病院勤務（研修獣医師）　獣医臨床研修修了証　受領（2009年3月31日）
●宮城県内動物病院（３施設）勤務（勤務獣医師）

©2019 Sendai Animal Care and Research Center

　
仙台第一高等学校卒業
大阪府立大学（現大阪公立大学）農学部卒業/学士（農学）
大阪府立大学（現大阪公立大学）大学院農学生命環境科学研究科博士前期課程退学
麻布大学獣医学部獣医学科卒業(学士編入学)/学士（獣医学）
東北大学大学院医学系研究科博士課程修了/博士（医学)　　　　　　　　　　　　

●2023年7月
第44回日本循環制御医学会総会・学術集会
会長賞
周術期セッション

本学会賞の受賞は弊所の獣医学研究者にとって何にも代えがたい宝となりました。
学際領域に単独で身を置いた修練の成果として、意義があると感じています。獣
医師の立場にも関わらず、麻酔科学領域の真の専門家からの正当な評価を頂けた
事は非常に名誉がある事です。

●2016年2月
International Stroke Conference
Travel Award for Junior Investigator

●2016年7月
The Federation of European Neuroscience Societies
Young Investigator Training Programme

●2015年
Department of Animal Medicine and Surgery, Anaesthesiology Service, Veterinary Clinical Teaching Hospital, Vaterinary Faculty, Complutense University of Madrid, Madrid, Spain

●2016年
Department of Neurobiology Research, Institute of Molecular Medicine, University of Southern Denmark, Odense, Denmark　　　　　　　　

●実験動物医学専門医 (第149号; 日本実験動物医学専門医協会)
https://jclam.org/en
●Member, International Association of Colleges of Laboratory Animal Medicine (IACLAM)
https://iaclam.org/abt-background.php
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

日本獣医師会
宮城県獣医師会
日本獣医学会
日本実験動物学会
日本実験動物医学会
日本実験動物医学専門医協会
日本循環制御医学会
日本心臓血管麻酔学会
日本神経麻酔集中治療学会
JNRC鎮痛薬・オピオイドペプチド研究会
International Narcotics Research Conference (INRC)
International Stroke Conference (ISC)
American Society of Anesthesiologists (ASA)
Society of Critical Care Medicine (SCCM)

弊所は各国の医学系・獣医学系研究機関や大規模動物診療施設と共同研究を展開しています。

©2021 Sendai Animal Care and Research Center

弊所では世界各国の科学者や臨床家と実施する（した）学際領域における周術期医学や急性期医療に関するトランスレーショナル研究の成果を、伴侶動物の治療にも活用する活動に独自の財源から取り組んでいます。当該領域におけるこのような研究と臨床の両者の活動に取り組む個人の動物診療施設は、世界的にも稀有な存在です。一般に、学際領域におけるトランスレーショナル研究の概念には（緑色の枠と矢印の部分）、伴侶動物への科学研究成果の応用（オレンジ色の枠と矢印）は含まれません。本概念は弊所の獣医学研究者による独自の提案であり、既成の概念に基づくものではありません。

●Dr. Gonzalo Polo Paredes, DVM
Anesthésie-Analgésie-Réanimation Centre Hospitalier Universitaire Vétérinaire
École Nationale Vétérinaire de Toulouse, Toulouse, France

●Dr. Roberto Rabozzi, DVM
Terapia Intensiva
CVRS Policlinico Veterinario Roma Sud
Roma, Italy
https://www.cvrs.it/

●Dr. Alfonso Bañeres De la Torre, DVM
Técnico veterinario en Ecuphar-Animalcare Ltd
Barcelona, Spain
http://www.ecuphar.es/

Babesgabeko Animaliak Sendatzeko Albaitari Talde Iraunkorra
Grupo Veterinario Permanente para la Atención de Animales Desprotegidos
Pamplona/Iruña, Basque Country
http://www.basati.org/

●Professor Ignacio Alvarez Gomez de Segura, DVM, Dr. Med. Vet., Dipl ECVAA, Dipl ECLAM
Department of Animal Medicine and Surgery, Anaesthesiology Service, Veterinary Clinical Teaching Hospital, Vaterinary Faculty, Complutense University of Madrid, Madrid, Spain
https://www.ucm.es/english/teaching-hospitals-and-clinics

©2019 Sendai Animal Care and Research Center

あの日、ニューヨーク・アニマルメディカルセンターのWilliam Muir先生（現在はLincoln Memorial
UniversityとQTest Labsに所属）から手紙とMuir先生が著者である成書が届きました。成書にはMuir先生から弊所の獣医師宛のメッセージが記載されていました。Muir先生の心遣いに深謝致します。