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Sendai Animal Care and Research Center

電話でのお問い合わせはTEL.022-397-9407

〒981-1102仙台市太白区袋原4-9-65

弊所のウエブサイトをご覧下さり有難うございます.


【当クリニック・研究所について】

弊所では伴侶動物である犬と猫の診療を行っています。診療体制は通常の動
物診療所と異なりますが、学際領域における修練にて得られた経験・知識・
手技を伴侶動物の周術期の全身管理に活用する事を目指しています。建国か
ら2681年の歴史を誇る(2024年現在)、美学の国である日本にて実施した
伴侶動物を対象とする獣医臨床研究の成果を世界に情報発信し、一隅を照ら
すことができるような活動に挑戦しています。

【飼い主の皆様へのメッセージ】
日頃よりご来院頂きまして誠に有難うございます。弊所のホームページに記
載する情報は、既存の視点とは一線を画し、活字離れが叫ばれる今日である
からこそ、文章による情報発信を意図的に増やしたものとしています。また、
この点におきまして、飼い主の皆様への目線での情報発信ではない側面があ
りますが、「少し立ち止まって考える取り組み」にこれまで以上のご理解を
宜しくお願い致します。


NEW

【お知らせ】
これまでに、この欄に提示していた内容は更新のたびに削除していました。
しかし、一連の内容等をホームページ内の別の場所に残して欲しいという
ご要望を頂きました。従いまして、今後は新規情報を更新する際には古い
内容を「西方犬見聞録」に提示させて頂く方向性と致します。


【プレゼンテーションを行いました!】
第13回HJS年次大会にてプレゼンテーション(タイトル:「他流試合から垣
間見る伴侶動物臨床の現在地〜ハイブリッド獣医師の視点〜」)を行わせて
頂きました。第165回日本獣医学会学術集会においても、この度と同様なタ
イトルでプレゼンテーションを行わせて頂いた経緯があります。今回も弊所
の獣医師による造語である、「ハイブリッド獣医師」についてご紹介をさせ
て頂く機会となりました。



本プレゼンテーションでは、大阪公立大学肝胆膵外科 教授 石沢武彰先
生、東京医科大学茨木医療センター 総合診療科 臨床講師 伊藤完先生
と時間を共有させて頂きました。

いつもながらに他流試合的な環境でのプレゼンテーションとなりましたが、
良い意味でご参加頂きました先生方のお役に立てれば何よりです。また、
演者として参画させて頂いた一方で、真の専門家の取り組みを学ぶ機会が
あり、刺激的でした。

【治療報告】近日中に最新の情報をUpdate致します!
4月から今月にかけて、「手術屋」中島尚志先生に複数回来所頂き、多くの
症例の手術を実施頂きました。以前からお伝えしていますように、職人的外
科手技、弊所の全身管理システム、そして科学的思考を融合させたアプロー
チによる動物福祉の促進に挑戦しています。


直近の手術日には、他県で開院されている臨床獣医師も見学にいらっしゃり、
学び舎としての場を提供させて頂く事ができました。向学心がある同胞と共
有する時間は弊所にとっても有意義なものとなります。

また、今回も学術研究や学際領域における知識の習得と手技の研鑽経験を礎
に、無駄の無いスマートな弊所ならではの取り組みを行いました。その結果、
外科手術を受けた伴侶動物の術中安全の確保と術後早期回復が実現しました。

今後も体力が続く限り、細々とですが活動を継続して行きたいと考えていま
す。弊所は、信念と探求心を持ち、努力を惜しまない仲間を歓迎致します。

弊所の活動概念に賛同頂き、大切なパートナーの命を委ねて下さる飼い主の
皆様に感謝致します(診療時間が限定的で御免なさい)。

【学術活動】
報告1 研究成果を世に公表致しました!
Frontiers in Veterinary Science誌(Section: Anesthesiology and Animal
Pain Management) に以下のタイトルの論文が2024年4月30日に受理されま
した。

【論文タイトル】
Computer-controlled closed-loop norepinephrine infusion system for
automated control of mean arterial pressure in dogs under isoflurane-
induced hypotension: a feasibility study
DOI: 10.3389/fvets.2024.1374356

【著者】
数多くの医学研究者のお力添えにより成し得た成果でありますが、この場では
主たる著者を提示させて頂きます。
Sasaki K, Kawada T, Nishikawa T, Saku K, Uemura K.


本研究は、国立循環器病研究センター研究所、秋田県立循環器・脳脊髄センター 
研究所脳血管研究センター、The University of Zurich(スイス連邦)、NTT
Research, Inc,(米国)、そして弊所による共同研究・開発の成果となります。Closed-loopシステムと外部制御可能なシリンジポンプを用いた犬の周術期血
圧管理法の開発と提案は獣医学領域では世界初の試みです。しかしながら、本
研究の先進性とその内容を十分に理解頂くには、それなりの年月を要すると推
察されます。

*弊所では、犬の全身麻酔を維持する際の薬剤の1つとして選択される事が多
い、イソフルランは長年に渡り使用していません(全身麻酔時の鎮静にはセボ
フルランあるいはプロポフォールを使用しています)。しかし、伴侶動物医療
の現場では、国内のみならず世界的にもイソフルランの使用が多いため、実情
を念頭にイソフルランを用いた開発と提案を行いました。理論的に、開発した
システムはセボフルランやプロポフォールなどの使用においても応用可能です。

*詳細については「研究業績」の欄に追ってご紹介致します。



報告2 弊所で実施した獣医臨床研究が注目されているようです!

2020年にFrontiers in Veterinary Science誌(Section:Veterinary Emergency
and Critical Care Medicine)に報告した弊所の獣医臨床研究論文
が、多くの
獣医師から注目されている事が明らかになりました(2024年5月22日現在)。
本来、論文の価値は引用数で評価される事が常です。残念ながら、2020年に
報告した弊所の獣医臨床研究成果は、その内容がニッチなテーマに焦点を当て
たものであるため、引用数で高評価を得る事は期待できません。しかし、弊所
のような個人の伴侶動物診療施設における、限られた症例数、時間、財源、マ
ンパワーであっても、世界とコミュニケーションが可能である事を証明できた
のではないかと思います。

【論文タイトル】
Heparinized saline solution vs. saline solution (0.9% sodium chloride)
for the maintenance of dorsal pedal arterial catheter patency in dogs
undergoing general anesthesia: A pilot study
DOI: 10.3389/fvets.2020.00428.

【著者】
Sasaki K, Paredes GP, Shiga T.




【ご来院時のお願い】
弊所は完全予約制です。ご来院前にお電話にて診療予約をお取り頂くようお願
い致します。COVID-19に対する感染症予防対策はこれまでと同様に常識の範
囲内にて継続致します。


診療のご予約は
022-397-9407にてお受けしております。
  
休診のお知らせ

国内外における業務により、診療依頼に対するご要望に沿えない事がございます。ご来院前にお電話にて診療予約をお取り頂くようお願い致します。

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袋原どうぶつクリニック・仙台動物医科学研究所

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仙台市太白区袋原4-9-65
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【診療・獣医臨床研究時間の変更について】
2021
41日より獣医師が秋田県立循環器・脳脊髄センター 研究所脳血管研究センターの主任研究員に着任致しました。これに伴い、診療ならびに獣医臨床研究時間が変更になります。大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解の程、どうぞ、宜しくお願い致します。

今後は、より限定的な診療とそれに基づく獣医臨床研究体制となりますが、神経麻酔、救急・集中治療医学領域の研究を継続する事で、広く獣医学領域の全身管理に関する学術的な発展を目指します。診療・獣医臨床研究時間の変更に関する詳細は「診療案内」を参照下さい。













 

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